赤ん坊の頃から60年、宿ひとすじの人生です

大野屋の大類です。

大野屋はいつ頃からはじまったか。
正確な記録は残っていませんが、大正時代にはすでに先祖が宿を営業していたようです。

昭和30年代はわたしが子供の頃で、集落には3軒の宿屋があったことを覚えています。
当日の産業は林業や養蚕が中心で、宿屋は少なかったのです。

主な宿泊客といえば、薬や呉服を売りに訪れた商人でした。

昭和35年には、徳川家康公のご神体が集落で見つかりニュースになりました。
日光東照宮にあると思われている大切なものが、実はこの地にあったのです。

これが「家康の里」のはじまりで、栗山東照宮ができ、毎年10月に神事を行っています

昭和40年代なると民宿ブームがはじまり、民宿が一気に14軒に増えます
民宿組合もできました。

その頃から、どの家にもあった囲炉裏を、宿泊客へのおもてなしとして使うようになります。
宿泊客が増え、集落が一体となって宿の仕事をはじめました。

先祖代々、お客さまとともに歩んできました

おかげさまで、お客さまの紹介でいらっしゃるお客さまがとても多いです。

ありがたいことに、8割ぐらいはリピーターだと思います。

はじめてお越しいただいて、そのお子さまにもお越しいただいて、そのお子さまにも・・・
3代にわたってお越しいただくことも多いです。

父の代からのお客さまには「ばぁちゃん元気?」とよく聞かれます。

大野屋の自慢はやっぱりいろり料理です。
いろり料理を提供できるようになって、魅力が増えました。
また季節の自家製野菜や山菜など、素の味を大切にした家庭料理も好評です。

 

小さな宿だからこそ先祖代々、家族とおなじようにお客さまと接してきました
お客さまを案内するのは、毎回別々のスタッフでなく、ほとんどが女将かわたしか家族の誰かです。

知り合いのお客さまも多いので、ちょっとしたことにもよく気づきます。

ささいなことかもしれません。
それでもそういったことが大きいホテルや旅館にはない、ふるさとのような居心地のよさにつながっているのでしたらうれしいですね。

これからもずっと、なんども行きたくなる宿に

今の大野屋は、お客さまに作っていただいたものです。
たくさんのお客さまに恵まれて、お世話になって、今の大野屋があります

家族でやっているため、新しくできることは多くありません。
それでもお客さまの声をよく聞いて、何度も行きたくなるような宿にしていきたいです。

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